2018年4月24日火曜日

芸の道のための心得



芸術など芸の道一本で食べて行くなら、アルバイトは30歳まで。




僕が20代後半から考えていた持論。実際にそのように実行してきた。

芸術家や芸人として食べていくためには、最初はアルバイトなど副収入は不可欠だ。親の金や人の金で作品を作ってはいけない。自分の金で作ること。

しかし、アルバイトは30歳で卒業せよ。その後は作品の売り上げのみで収入を得て生きていくこと。手作りグッズなど作って売るのもよい。

何にせよ芸事と関係ない仕事はやるな、芸に関係することのみで生きて行くこと。

最初は苦しいかもしれないが、それらを乗り切ることで生き抜く力が養われるし、何よりもあなたの作品が育つだろう。 だが30歳過ぎてもアルバイトをしていると入金によって安心してしまい、作品は甘くなる。心は安定を望むようになっていく。

芸術家や芸人など芸の道にそもそも安定はない。安定を求める人はその道へ進まない方が良い。


必ずしも誰にでも当てはまることではないが、若い人の参考になればと思う。





深堀隆介
Riusuke Fukahori








2018年4月12日木曜日

弥富スイーツプロジェクト 中日新聞web掲載

弥富市からのお知らせっす!


http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20180411/CK2018041102000060.html
中日新聞web↑

やとみスイーツハートプロジェクトの模様が中日新聞に載っています。

是非とも弥富市のスイーツ店を巡ってスタンプを集めて僕の「金魚の恋守り」をゲットしてください!!

 PS 車があると便利です!弥富は広い!!



↑恋守り





弥富市広報大使
深堀隆介





 

2018年4月7日土曜日

金魚電話ボックスで著作権のことを考えた。




このニュースで著作権について思ったことを書きます。(このニュースの内容は上記リンクサイトをご覧ください。)

撤去することになったこの金魚電話ボックス。著作権を訴えている現代芸術作家・山本伸樹さんは、僕は正しいと思っています。

記事のコメント欄では、彼を悪く言って叩く人が多いですが、皆さん勘違いしています。


まず、山本さんの電話ボックス作品は1998年に新宿のイベント(?)で発表されています(世間的には話題にこそならなかったが雑誌などに掲載されている)

で、この大和郡山の電話ボックスも、2011年ごろ京都造形芸術大学という芸術に関連している学生さんが先生の指導のもと作り、大阪のアートイベントで出品されています。(世間的に話題になった)

そういう事実があります。両方とも学術的立場から見て「芸術の分野」に登場しているわけで、学生が作ったからいいじゃんとはなりにくいと思います。


今まで大和郡山の観光スポットになっていたのに撤去されることは大変残念なのですが、その撤去されることになったのが山本さんのせいのように思われているのは誤りです。

山本さんも撤去を望んでいるのではなく、こちらが費用を出すので自分の作品に変えてくれと言っていたわけで(きっとかなり傷みが進んでいたためもあると推察)。でも山本さんの作品となると管理も責任も増えるし・・・「じぁ撤去で!」と商店街側が断ったのではないだろうかと推測します。 だって彼は、大和郡山にも、金魚にも、由縁のない人ですし。


確かに金魚電話ボックスのアイデアは山本さんが早かった。金魚部はたまたまカブってしまったのかもしれません。悪意はみなさん無かったと思います。



しかし芸術の世界では「誰が先に作ったのか、また考えついたのか」ということは大変重要なのです。

そんなこといいじゃん、オリジナルより話題になった方が勝ち、みたいに思っていませんか?


それは商業の世界ではありえますが、芸術の世界で価値がある作品とは最初にやった作品なのです。
芸術も学問です。美術史の観点から「誰が先に発表したか」がとても重要なのです。ただしちゃんとした公の機関(美術館やギャラリー、アートイベントなど)で発表したかも重要です。どこにも発表せず、作って持っていただけではダメです。


今まで全く存在しなかったものを世に生み出し、人々の知の領域をさらに広げた作品こそ賞賛されるべきなのです。絵がうまいとかカラフルだとか売れたとかではないのです。


何年も苦しみながら前例のないものを考案し、失敗を重ね試行錯誤してやっと完成した作品なのに、そのことは無視され、「共有」とか「シェア」という感覚で作風をすぐパクってしまう…僕は共有やシェアすることが全て「いいこと」みたいに思われている世の中はどうかと思います。

だから模倣した人は最初に生み出した人をちゃんと賞賛しなければなりません。


僕ら芸術家は、著作権でお金が欲しいわけではなく、芸術の歴史に名を刻みたいと思っています。最初に新しいことをやった人は確実に芸術史に刻まれます。いや刻まなければいけません。だから美術館があるんです。

美術館というものは歴史的観点から正当な評価を下し、そういった芸術家を守る役目もある機関だと信じています。

そうでないと”売れたもん勝ち!”では、先人の開拓者たちが救われないのです。





深堀隆介
Riusuke Fukahori

















2018年4月3日火曜日

弥富スイーツプロジェクト


昨日、私用で名古屋に帰ったので、その帰りに弥富市役所へ立ち寄りました。

実は、4月8日から恋人のためのイベント弥富スイーツプロジェクトが始まるとのことで、近況を聞こうと思ったからです。

突然の訪問であるにもかかわらず、服部市長さん、役員の方々が集まっていただき、発起人のやとみまたはちさんも駆けつけてくださいました😭。そして全体会議に・・・お忙しい中、本当にすみません😣


実はこのスイーツプロジェクトに僕も協力させていただいておりまして、弥富市内のスイーツ店でスイーツを買ってスタンプ集めると「僕の金魚絵が描かれた縁結びのお守り」がもらえるのです!!(長野県木祖村の縁結び神社でお祓いを受けてます)


恋をしている皆さまどうぞ挑戦してみてください😉


ただし、弥富はとても広いので自転車や車が必須です。ドライブデートなどしながらスタンプを集めてみてくださいね〜。




深堀隆介
Riusuke Fukahori