2023年5月30日火曜日

空山基展に行ってきました。

 


NANZUKA UNDERGROUND で開催されていた空山基展に行ってきました。

セクシーロボが有名な絵描きなのですが、僕も若かりし頃に、空山さんの画集を見て衝撃を受けた一人です。



今回の展覧会では、彼の作品の象徴でもあるロボットの女性(等身大)が大きなガラスケースに入っていて、浮遊しているような作品が、入り口を入るとドドンと我々を出迎えます。




2階の展示は、絵画が中心でした。昔描いた作品をキャンバスにプリントし、その上に絵具でアレンジを加えたものでした。なるほど、この方法だと同じような絵をたくさん量産できるし、個々に作家のテクスチャーが加わるから、コレクターも欲しがるね。




行ってよかったと思いましたし、やっぱりすごいなと思いました。


ただ彼の作品は好きなのであえて、思ったことを書かしていただくと、

やはり、小さい作品でもいいので完全な空山氏の原画が見たかったです。
プリントキャンバスに自身でテクスチャを加えることもいいですけど、これはコレクターを喜ばす感じに見えて、、、僕は全て手描きのイラストを見たかったなぁ


世界的に人気が高い作家なので、これからはもっと手描き作品を見られる機会は少なくなっていくとは思いますが、今後のご活躍を楽しみにしています。



深堀隆介
Riusuke Fukahori





















2023年5月24日水曜日

北海道立近代美術館「トリック×イリュージョン!展」に出品中です。



現在、北海道立近代美術館で開催されている「トリック×イリュージョン!」展 に参加しています。


【主な出品作家】

野田弘志、磯江毅、深堀隆介、須田悦弘、金昌烈、上田薫、高松次郎、森村泰昌、福田美蘭、福田重雄、歌川国芳、伊藤隆介、フジ森、サルヴァドール・ダリ、ルネ・マグリット、デヴィッド・ホックニー、エッシャー他





会期:2023年4月22日〜6月11日まで。お近くの方は是非お越しください。

トリック×イリュージョン!展公式サイト→ http://event.hokkaido-np.co.jp/trick/



深堀隆介

Riusuke Fukahori






2023年5月13日土曜日

ドローイング描いてた。






なんか久々にドローイングをしたくなって、仕事が終わってから、夜に描いてみた。


僕のドローイングは水彩を使うことが多い。水彩の水による流動性が面白くて、水遊びの感覚で描いている。





これが何?と言われたらおしまいだけど、意味はさほどなく、何かの塊、もしくは生命体にならない不完全なもの。という感じだろう。

作家が楽しければそれでよい。



かな?





深堀隆介
Riusuke Fukahori



2023年5月10日水曜日

訃報 のっぽさん亡くなる。



教育テレビの「できるかな」でお馴染みの 「のっぽさん」(高見のっぽさん88歳)がお亡くなりになった。


※お馴染みと言ったけど、40代以降の人には馴染みは薄いかなと思う。今はワクワクさんだろうね。


ワクワクさんのような、いや当時はそれ以上に子供たちのカリスマだったのっぽさん。ネットなんてなかったから、テレビ番組はとても憧れだった。


実は、今から23年前、僕が初めてテレビ番組に出たのがNHKの公開番組で、そのゲストがのっぽさんだった。


収録後、楽屋でのっぽさんは僕に優しく声をかけてくれた。

創作活動を始めたばかりで不安だと言った僕に「大丈夫!辛いことあったら連絡して。これから頑張ってね。」と何度も何度も労いの言葉をかけてくれたのっぽさん。

そして帰り際、僕の作品ファイルに大きなサインをしてくれた。

本当に心の優しい方だった。



のっぽさん。

あなたの「できるかな」を見て、創作の道に進んだと人は多いと思います。僕もその一人です。

天国で、またたくさん物作りして下さい。あなたからいただいた労いの言葉は忘れません。

本当にありがとうございました。



深堀隆介

RiusukeFukahori




2023年5月9日火曜日

朝井閑右衛門展(横須賀美術館)へ行ってきました。


横須賀美術館で開催中の朝井閑右衛門展を見てきた。
横須賀美術館には彼の小さな常設部屋があるから以前から作品はよく見てて、好きな作家の一人だった。



朝井閑右衛門(あさい かんえもん1901〜1983)/横須賀美術館HPより


 今展では今まで見たことがなかった初期作品が数多く見られて
新鮮だった。初期は、多彩だけど暗めな色調とピカソなどの影響が見える作風で、よく知られている彼の鮮やかな油絵の印象とは違っていた。しかしある年齢から急に彩度の高い色使いになり、僕が知っている朝井閑右衛門になる。



↑ 初期代表作「丘の上」1936 / 展覧会チラシより





 また、彼は油絵具モリモリ作家として有名だけど、実は書画も凄かった。撮影禁止だったので実際に見て欲しい。富岡鉄斎のような自由奔放な書画で、実に気持ちよかった。

 あと、僕が好きなのは板画。小さな板に油絵の具をモリモリ塗って書いてある作品群。
これ推測なんだけど、きっと、彼が小田原に住んでいた時に名産のカマボコ食べてるうちに、この板に描こうってなったんだと思うんだけど。違うかなぁ?(^^;)

↑ 小田原アトリエ時代に蒲鉾の板から発想か?




他にB1の常設展示室には、天野純治氏「field of water」、長沢明氏「Mother Ⅲ」が新しく寄贈されており、この二つが特に印象深かった。



深堀隆介
Riusuke F








2021年11月6日土曜日

神戸展終了まであと1日!

 



早くも金魚鉢、地球鉢/神戸展は、明日で終了します。

関西圏では初の美術館個展ですので、ご覧いただけたら幸いです。


深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」 神戸ファッション美術館(神戸六甲アイランド)

〜11月7日まで



深堀隆介

Riusuke Fukahori 



2021年9月20日月曜日

酔芙蓉(スイフヨウ)が咲いた!



酔芙蓉って知ってますか?芙蓉の花の一種で、朝は白く、夕方になるにつれだんだん赤くなる花です。だから酔っ払う芙蓉と書いて酔芙蓉と名付けられたそうです。


アトリエには酔芙蓉が自生してまして、春の草刈りの時にはあえて芽を残しておくんですが、今年はとても大きく育ちました。


2mくらいにはなっています。そこに蕾もたくさんついて、そして今日、とうとう楽しみにしていた花が咲きました🌸🌸🌸うお〜❗️❗️


でも、実は今日から僕は10日間くらい留守にするんです。なのでこの花が満開に咲く時に帰ってこられるかわかりません。1日しか咲かない花なんで、きっと見られないかもしれません。


でも2輪の花が僕を見送るように出発の時に咲いていたので、僕は幸せでした。


満開になった酔芙蓉を、留守番している妻に写真で送ってもらおうと思っています。


それでは行ってきま〜す。




深堀隆介

Riusuke Fukahori