大和郡山市で毎年開催される
「全国金魚すくい選手権大会」。
今年は第25回目となり、世界選手権に変わりました。
そしてこの度、この大会からライブペインティング(以後ライぺ)をするため大和郡山を訪問しました。
【開会式】特設ステージで紹介を受ける。司会進行はあのタージンさん!嬉しい!
今回のライぺすることになった経緯は、去年熊本県長洲町で開催された「金魚サミット(※1)」のフィナーレで僕がライぺをした際に、そこにおいでになった大和郡山の上田清市長がご覧になり、懇親会で僕と金魚のお話で盛り上がりまして、そこで今回の出演が決まりました。
(※1)日本の金魚3大産地、奈良県大和郡山市、愛知県弥富市、熊本県長洲町が集まり金魚文化を守り広める交流イベント。持ち回りで各地で開催された。
でも、今回描いたことで、弥富、長洲、大和郡山と三大産地に僕の金魚が泳いだことになりました!やったね〜!🤗 でも最初に描いたのは、東京本郷の金魚坂さんだから、今は少なくなってしまった江戸東京の産地にも泳いだことになるんじゃない?そう考えてもいいよね?ねっ?😆
今回のコスチュームは、藻のお面をした「藻マン」。ステージ裏で待つ姿は相当怪しかったみたいで、みんなに見て見ぬ振りをされました。最初にこれでステージに立った時は、タージンさんも失笑気味・・・😓でもいいんじゃい! 次何か考えよう。
しかしそんな藻マン、ステージに登場後1分も経たないでお面のゴムがパチン!と外れ、顔が露わになり終了〜。でも逆にそのおかげで、心に深い傷を残すことにならなったのかもしれん!おお怖〜。
で、今回は会場となった多目的体育館の中央に直径4m弱の大きな和紙を設置して、そこにライぺをしました。なぜ円形かというと、金魚すくいのポイに見立てているわけです、はい。
ここに描き始めて、金魚すくい選手権の午後の部の競技も同時にスタート!
まずは、
今回自作した特製の和金専用筆で和金の群れを描きました。これ結構楽しかった。 和金の群れが泳ぎます。
でもたくさんの人が周りで見守ってくれていて、良かったです。想像では会場の皆さんは競技に専念して、僕だけポツンと描くことになるんじゃないかと心配してましたから。
時々、リポーターの
やのパンさんにいじられながら楽しく描かせてもらいました。
本当に楽しかった😊
和金の後は、大きな金魚を描きます。今回は時間があると余裕で描いていたら、結構なくなってしまったので、「こりゃいかん!」と急ピッチで仕上げていきます。
真俯瞰カメラの映像がステージに映される
今回は、音響などを担当する(株)TACの皆さんが真上からのカメラを天井につけてくださって、会場のお客さんはステージのモニターから絵が出来上がっていく様子を見ることができました。僕も時々大きさ確認などしました。これも良かったです!
で、約40分後、最後の仕上げです。ここだけは競技をストップしていただき、音楽を特別にかけました。今回も
斉藤尋己さんのピアノ音楽を使わせていただき、会場の雰囲気がグッと変わりました。
「うおおりぃぃゃゃ〜〜〜〜!!」
完成!!
大会最後に、上田市長、タージンさんを中心に絵の周りに集まっての入賞者たち出演者全員で
記念撮影!
本当に楽しく、また勉強になった大和郡山のライぺでした。皆様ありがとうございました。
そうそう、
うちの子供達と
スタッフの旦那さんも金魚すくいに挑戦しましたが、やはり難しかったようで、開催前
「優勝するわ!」とナメきっていたうちの子は、全く掬えずマジ泣き。
60匹以上すくう人たちがどれほど凄いかわかったようです。社会勉強したね。
近くで見るとこんな感じ
深堀隆介
Riusuke Fukahori