いつまでこの状況が続くのか不安も大きいと思います。
僕も、全ての展覧会やイベント、講演会が中止や延期になってしまい、粛々と過ごしております。
でも僕の方は、家とアトリエがわりかし近くにあって、子供たちも連れて、その二つを行き来できるので、僕も子供たちも気がまぎれてまだ助かっています。
また、今まで展覧会や講演会で出かけることが多かったので、どこにも行けないこの時間を逆に有効に過ごそうと、制作に邁進しています。
終息宣言が出て、また展覧会が再開した時に僕の作品で皆さんを楽しませることができるように今を大切に過ごしてます。
正直、僕も収入が全くなくなり、これが続く不安もありますし、子供たちとこんなに長く一緒にいることもなかったので、疲れや倦怠感はあります。
アシスタントも休みにし、昔の頃と同じ制作するのが僕と妻の2人になり、自分の人生を振り返る時間が多くなりました。
自分にとって幸せとは何か、生きるって何か、宇宙って何か、などなど、アトリエにこもり続けることで今まで考えなかったことにまで思考をめぐらしてしまいます。
考えすぎて自分を追い込んでしまい、正直辛くなる時もあります。
ですがこんな時でも、前を向いて進んでいかなくてはなりません。
これから先、こんなに家族で一緒にいることは、今後ないかもしれない。そう考えると親として今彼らにしてあげられることをしてあげようと思ったり、
一人で制作して大変だ、昔はこれでやってきたけど今はたくさんの人に支えられて制作してきたんだなぁ。と思ったり、
医療従事者の人たち、感染してしまった人たち、亡くなってしまった人たち、残された親族など、僕なんかよりもっと大変な思いをいている人たちがたくさんいる。僕はその人たちにどう報いることができるだろうか?と思ったり。
この数週間、ポジティブになったり、ネガティブになったり、考えてばかりです。
でも結局、答えは一つになる。僕は、金魚を美術という手法で制作する表現者だということ。僕は僕のできることを精一杯行動するだけ。
"Goldfish Salvation"
また少しだけ力が湧く。これの繰り返し🙂
皆さんとともに、この難局を超えることができるように”STAY HOME”を頑張りましょう。
また展覧会が再開した時は、ぜひ観に来ていただけたら幸いです。
頑張るぞー!!
深堀隆介
Riusuke Fukahori
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