2018年12月29日土曜日

偶然見つけた名店:喫茶チロル



年末、家族で京都に行きました。

泊まったホテルが堀川通り沿いの二条城近くだったので、近くの神泉苑へ。小さい神社ですが実は古代史では有名な場所だったので行ってみたかったのです。


でも、子供達にとっては歴史とかどうでもいいこと。

無邪気に池の鯉などを見ていたのですが、下の子が突然「カレーの匂いがする!」と言い出したのです。僕は匂いはしなかったのですが、上の子も「うん、これはカレーの匂いだ!」と言い出しました。

僕は、きっと神社の食堂だと思っていたのですが、神泉苑の鳥居を出た途端、鼻にドンっとカレーのとてつもなくいい〜匂いがしたんです。


「あ!確かにカレーのいい匂いがする!!」と僕。


西方面へ少し歩いていると、その謎の正体が判明!



※外観・食べログより拝借

カレーライスと書かれた看板が目に入る「喫茶とお食事 チロル」


も〜僕の子供の頃にあった懐かしい雰囲気の喫茶店!それもちゃんと喫茶店のいいところを押さえた感じ、いいじゃん!!


こういう喫茶店少なくなってるから、僕は予定になかったけど、「ここに行きたい!行きたい!」と家族に懇願。


子供たちは駄々をこね、行きたくなさそう。(そりゃそうだ、こういう喫茶店、地元にはもうないし、君たち入ったことないでしょ)と心の声。

でもみんな了承させたところで、いざ、中へ。


満席!!!!ガーン🙀!!


すごい人気である。これは期待できる。そして店内の喫茶店らしい、あの昔ながらのコーヒーとカレーやデミグラスソースなどの匂いが混ざり合った、あのいい〜匂いがするではないか!!!
あの匂いは喫茶店独特の匂いだと思うけど、最近の喫茶店はこの匂いがしないと思う。わかります??あの匂い??


定員さんは皆親切だった。子供がいると色々気を使ってくれた。

僕は、カツカレーを注文。でかい!普通盛りが大盛りぐらいある。




でも味は最高!!うまい!!正直びっくりした!!

値段も良心的で、ボリュームもある!!5星あげたい気分だ!!



マスターは女性で、おばあちゃんくらいの年齢の方でしたが、元気があるし、僕たちが話しかけると、親切に京都のおすすめ観光スポットを教えてくれた。もう創業して50年になるそうです。

すると子供たちへとチロルチョコをくれた😁 そして帰り際には絵葉書までいただいた。なんという方だ!!僕は本当に驚いた。その心意気に!!


偶然立ち寄ったお店だったけどこんなに嬉しいと思った喫茶店は今までなかったです。


ここでの食事は、商売とは何かを一番教わった気がしました。


京都の二条城近くをいくようでしたら、ぜひ喫茶チロルへ立ち寄ってみてほしいです。


食べログでのチロルの情報


深堀
Fukahori















2018年12月15日土曜日

衝撃だったヒルマ・アフ・クリント展/グッゲンハイム美術館



※「これ、100年前の絵でっせ〜!!皆さん」

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あいにくの雨になった金曜日のニューヨーク。

展覧会始まったが、まだ細かい打ち合わせや、調整にジョシュア・ライナー・ギャラリーに行く。



諸々の打ち合わせが終わり、午後から皆で螺旋のスロープで有名なグッゲンハイム美術館へ。




開催中のヒルマ・アフ・クリント(Hilma af klint、以後ヒルマ)展を見に行きました。




何より衝撃だったのは、ヒルマの描いた絵が100年以上前だということ。最初の展示室にあった作品が1907年ごろ制作れたものだと知り、本当に驚いた。


まるで、現代作家が描いたような作品に見えたからだ。




これが100年前の絵だと誰が信じましょうや!! といった感じ。


本当に最近の女性作家が描いたと言ってもわからないそんな斬新さを感じます。




杉戸洋さんの絵画を思わせる作品↑


ヒルマの肖像写真


こ、、、これは!!前方後円墳ではないか!!!丸が太陽になっているところは、僕の前方後円墳・太陽デフォルメ説を彷彿とさせる!!!

なーんて、思った作品(^_^;)





























とにかく、最初っから衝撃だった展覧会。

同行した奥さんも実は元々絵かきだったのですが、彼女の描いていた絵に通じるものがあり、とても感動していた。

また描き出す予感。



ヒルマの絵は、自身の信仰していた宗教観を描いたものが多く、それが、後の抽象作家たちの「抽象画を描こう」とした制作目的とは違っていあるとは思うが、形や色合いなどがやはり抽象表現に通じていて、見ていて楽しい。


ワシリー・カンディンスキーが創始した抽象表現より一歩早いようにも感じた。





オススメの展覧会だ。

NY旅次の一コマでした。






深堀隆介
Riusuke Fukahori







2018年12月1日土曜日

アトリエの床掃除の中に、カイユボットを見る・・・



今日は、アトリエの床掃除を皆でしました。午後の光が窓からさして、とても爽やかな風景・・・・。


なんかこの風景見たことあるなぁ。なんだっけかな〜?・・・・確か印象派でぇ・・・・

「あっ!!!」









画・ギュスターブ・カイユボット/ Gustave Caillebotte
"床削りの人々"(1875)





アトリエの床掃除の中に、カイユボットを見る・・・






隆介
Riusuke