2018年12月15日土曜日

衝撃だったヒルマ・アフ・クリント展/グッゲンハイム美術館



※「これ、100年前の絵でっせ〜!!皆さん」

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あいにくの雨になった金曜日のニューヨーク。

展覧会始まったが、まだ細かい打ち合わせや、調整にジョシュア・ライナー・ギャラリーに行く。



諸々の打ち合わせが終わり、午後から皆で螺旋のスロープで有名なグッゲンハイム美術館へ。




開催中のヒルマ・アフ・クリント(Hilma af klint、以後ヒルマ)展を見に行きました。




何より衝撃だったのは、ヒルマの描いた絵が100年以上前だということ。最初の展示室にあった作品が1907年ごろ制作れたものだと知り、本当に驚いた。


まるで、現代作家が描いたような作品に見えたからだ。




これが100年前の絵だと誰が信じましょうや!! といった感じ。


本当に最近の女性作家が描いたと言ってもわからないそんな斬新さを感じます。




杉戸洋さんの絵画を思わせる作品↑


ヒルマの肖像写真


こ、、、これは!!前方後円墳ではないか!!!丸が太陽になっているところは、僕の前方後円墳・太陽デフォルメ説を彷彿とさせる!!!

なーんて、思った作品(^_^;)





























とにかく、最初っから衝撃だった展覧会。

同行した奥さんも実は元々絵かきだったのですが、彼女の描いていた絵に通じるものがあり、とても感動していた。

また描き出す予感。



ヒルマの絵は、自身の信仰していた宗教観を描いたものが多く、それが、後の抽象作家たちの「抽象画を描こう」とした制作目的とは違っていあるとは思うが、形や色合いなどがやはり抽象表現に通じていて、見ていて楽しい。


ワシリー・カンディンスキーが創始した抽象表現より一歩早いようにも感じた。





オススメの展覧会だ。

NY旅次の一コマでした。






深堀隆介
Riusuke Fukahori







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