横須賀美術館で開催中の朝井閑右衛門展を見てきた。
横須賀美術館には彼の小さな常設部屋があるから以前から作品はよく見てて、好きな作家の一人だった。
朝井閑右衛門(あさい かんえもん1901〜1983)/横須賀美術館HPより
今展では今まで見たことがなかった初期作品が数多く見られて新鮮だった。初期は、多彩だけど暗めな色調とピカソなどの影響が見える作風で、よく知られている彼の鮮やかな油絵の印象とは違っていた。しかしある年齢から急に彩度の高い色使いになり、僕が知っている朝井閑右衛門になる。
あと、僕が好きなのは板画。小さな板に油絵の具をモリモリ塗って書いてある作品群。
これ推測なんだけど、きっと、彼が小田原に住んでいた時に名産のカマボコ食べてるうちに、この板に描こうってなったんだと思うんだけど。違うかなぁ?(^^;)
↑ 小田原アトリエ時代に蒲鉾の板から発想か?
他にB1の常設展示室には、天野純治氏「field of water」、長沢明氏「Mother Ⅲ」が新しく寄贈されており、この二つが特に印象深かった。
深堀隆介
Riusuke F
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