とても良かった。「作家として、どう生きていくべきか」沢山の答えを教わったように思う。
102歳でも、いまでも新しいことに挑戦したいとおっしゃっていたのがすごい好き。
一番心に残ったところは、篠田さん自身、今でも墨に翻弄もされるというところ。
墨に教わることもあるし、墨に悩まされることもある。とのこと。
「(墨は)ぎりぎり絶望させることはない。」
この言葉、いたいほど胸にきた。
篠田さんの言う「墨」の立ち位置と僕の「金魚」がどこか似ている。
僕は、金魚という存在に今でも翻弄される。今現在もずっと翻弄されているところだった。
でも僕の答えは「金魚」の中にあるのだ、と篠田さんの言葉は言ってくれたように思った。
篠田さんの力強い言葉は、僕の迷いも吹っ飛ばしてくれる。
篠田さんの作品は、墨を使うけど、いわゆる書家臭くないところがいい。絵画と書が融合しているから好きだ。
僕は、新しい独自性を強く持った人の作品が好きなんだと改めて思った。
ほんと、あんな100歳になれたらいいな と思った。
深堀隆介
Riusuke Fukahori
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