12年前に、浅草で行ったイベントの「金魚亭」で使った金魚の絵を引っ張り出した。
損傷もあるがまだ綺麗な状態で残っていた。何匹かはどこかへ行ってしまったが、30匹ほど残っていた。
中には笑っちゃう物もあって、面白い。
なかなかいい感覚だと、若い自分に脳内で言ってやる😊
これを描いた時、本当に苦しかったのを思い出す。金銭面も極貧状態だったと思うし、子供が生まれたばかりで、環境にも慣れていない。追い討ちをかけるように金魚亭のイベント準備が山積み、、、、思い出すだけで、よくやったと思う。
だけど、この金魚たちには、そんな苦しい心情は全く感じない。むしろ生き生きとしていて、未来に向かって希望を持っているように思えた。
こんな風にまた描こうと、12年前の自分から教えられた気分でした。
穏やかな午後。金魚たちと共に小休止。
深堀隆介
Riusuke Fukahori