2017年11月28日火曜日

よく考えたら金魚も外来種だね



テレビで池の水を全部抜くバラエティを見て、日本にはすでにいろんな外来種がいることがよくわかった。


※見たテレビ番組→池の水全部抜く/テレビ東京 



明治期などに食料用としてもたらされたもの、誰かがペットを放したもの、様々だが、驚いたのは案外昔からいるものが外来種だったことだ。



まず、。 これは生粋の固有種ではない。これは以前サンシャイン水族館の飼育員の方が僕に教えてくれて知っていたが、今いる鯉はドイツ種との混血であり、生粋の日本の固有種は琵琶湖にしかいないそうだ。

ちなみに飼育員の方が言うには、固有種の鯉はもっと細長く、筒状に近いそうだ。そう!五月の鯉のぼりが実は固有種の姿をよく表しているわけです。

今の人が鯉のぼりを見ると筒状のウナギっぽく見えるかもしれませんが、そうではなく、昔の人は見事に固有種の鯉の特徴をつかんであの形になっているんです。我々の見方が間違っているんです。


で、テレビの話に戻るけど、驚いたのはヘラブナも関東では国内外来種として駆除の対象になっていた。関西にしかいないということらしい。


だからと言って駆除されてしまうことは何だかモヤモヤする。



そういうことでは金魚は元々、中国にしかいない鮒から生まれたものだから外来種になる。

しかし日本の地方にある金魚の産地では、その外来種生まれの金魚が地元のアイデンティティになっている。 不思議なものだね。


こんなけ日本人の間に浸透していった金魚は、侵略的外来種と言ってもいいかもしれない。


中国大陸からやってきて日本に広がった金魚。


いやまてよ、我々日本人外来種じゃないか。(百済や伽耶などから渡ってきた民族が帰化し、大和を建国したとするならば。)


外来種の日本人が他の生物の外来種を駆除している。僕のモヤモヤはこの辺にあるのか。


もし、日本人が駆除されるならアイヌクマソに駆除されることになるだろうか。



それを言ったらアメリカ人はほぼ外来種になるんだから、インディアンに駆除されるべきだろう。

今後そのようなことは絶対的に起こらないことだが、十字軍、イスラエル建国、ガザ地区、ISISなどの人間社会に起こる諸問題にはこの外来種を見る目に近い感覚が隠されているように思えてならない。



外来種という定義も人間が決めた都合の良いもの。ん〜難しいね。



まぁ、だから今できることは、ペットとして飼ったものは、野に放たず、責任を持って完うすべしと言ったことしか思い当たらない。






深堀隆介
Riusuke Fukahori




















2017年11月25日土曜日

2017年11月24日金曜日

TBSニュースバードの取材を受けました。



本日CSのTBSテレビ、ニュースバードの撮影がありました!放映は12月9日と10日になります!CSをご覧になれる方、ぜひ見てください!

訪ねてきてくれたのは熊本出身の上野愛奈アナ。
九州話などいろいろお話しながら楽しく制作しました。









深堀隆介
Riusuke fukahori

















2017年11月16日木曜日

みんな!水草には意志があるぞ!!




アトリエの水槽には川原やどるさんから頂いたミューズ、京錦、緑の金魚がいる。

この3匹、超〜食欲旺盛で、餌がなくなると、水草のマツモをどんどん食べてしまい、とうとうほとんど葉を食べてしまった。


だけど、マツモも強くて、小さな若芽がまた生え出した。ホッとはしたもののどうなるか心配で様子を見た。
↓出てきた若芽(大きくなった現在の様子)


すると数日しても若芽が食べられていないので、若い芽は食べないのかな〜なんて思っていたのだが、若芽が伸び大きくなっても金魚たちは食べようとしない。


おかしいなと近づいてよく見たところ、な、、、なんと!!




マツモの葉が変形している!!葉を広げず、防御するような広げ方になり!!そして葉全体にトゲが生えている!!!

金魚が食べにくくなる形に体を変化させたんだぁ!!


まるでマツモが自らプロテクターをまとったようじぁないか!!これは水草に意志があるとしか思えないぞぉ!!!(ジョジョっぽい言い回しで読んでください笑:シュトロハイムか康一君かな〜)



っと、金魚があまりにも体を食べるもんだから、マツモもこりゃたまらんと第2形態になったとしか思えない状況に、ワクワクドキドキしっ放し。




     ※ちなみにこれが同じ水草の最初の状態(第1形態)↑





この水草の変化も水草の意志だとすれば、我々人間の意志の根源はこの葉のような小さな変化が集まって絡み合ったものかもしれないと・・・つまり人間の意志も実はこの水草と同じ細胞が起こす物質の伸縮現象の一つにすぎない・・・




そんなことを思った今日でした。




隆介
Riusuke







2017年11月4日土曜日

また熱が出た。



また突然の熱を出してしまった。

去年は全く熱にならなかった反面、今年は、すでに秋になってから二回目だ。


心当たりは、一昨日アトリエにこもって朝まで樹脂の注入作業をやっていたからだろう。
結構過酷だった・・・(↓その一部)




昔から突発的に熱を出す体質ではあったものの、体調管理できていない自分のプロ意識の無さに本当に情けない思いです。



最近、体が休まっていなかったから、天から「休みなさい」と言われていると思って、2、3日休養しようと思います。勝手なことを言ってすみません。




この体調不良のため、ここ数日間の全ての打ち合わせがキャンセルになってしまい、関係者の方々に大変ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。





深堀隆介
Riusuke Fukahori