僕は大学を卒業後、「芸術家になる」とは、なかなか言い出せなかった。食べていける自信もなかったし。
とりあえず就職して回り道をしたかもしれないが、26歳の時、ようやく本気で芸術の道に挑戦しようと決心がついた。
何かの道を目指す決心をするためには回り道も必要なんだと思う。
回り道している期間は、弓を引いている状態だと思えばいい。早まらず、じっくりと時間をかけ力を貯めて矢を放った方が勢いよく飛び出せる。それと同じだ。
ただ、逆に遅すぎると弦が切れてしまうので「今だ!」と思うところで弓を放つこと。その合図は案外自分ではなく外からやってきたりする。
弦が切れた人は、また修復すればいい。
弦が切れた人は、また修復すればいい。
隆介
Riusuke
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