2015年6月7日日曜日

TVのジョジョすごい(魔少年BTも)

荒木飛呂彦氏のジョジョの奇妙な冒険がずっと夜中テレビでやっている。


僕は、偶然やっているのを見て、それからビデオで自動録画を掛けているから、いつの間にか撮れていて、楽しんでいる。



いま、ちょうど、1年前からやっている3部のスターダスト・クルセイダースが終盤のDIO(ディオ)との対決で佳境にさしかかりとってもいいところなのだけれど、

本当に素晴らしい完成度で、内容を若い頃にジャンプで読んでいるのに、ものすごい面白い。


漫画の再現性もドンピシャだと思う。 ジョウタロウの声など、声優も合っているし、音楽の選択もいい。


毎回楽しみでしょうがない。



僕は荒木氏の漫画はいまでも一番好きなのは、「魔少年BT」だ。

彼のデビュー作だが、小学生だった僕は、この漫画にいたく独創性を感じ、その荒木氏の独特の世界に引き込まれた。 


しかしBTはあまり子供ウケせず、すぐに終わってしまったが、僕はBTの単行本を大事にしていた。しかし母親にいつの間にか捨てられてしまい、ずっと読めずにいた。

大学生のある時、実家が本屋さんの同級生にすがる思いでBTの話をしたら、親に言って取り寄せてくれた。が、それも引っ越しを繰り返すたび、いつしかどこかへ行ってしまった。


もうBTのことも忘れ、20年経った最近、取材で集英社の方がアトリエに来た。その人との雑談の中でBTの話をしたら、なんとその人がBTの復刻版を送ってくれた。

なんとラッキー!!


それくらいBTという漫画は、荒木氏の独創性が見て取れる作品で、ジョジョもBTを見れば、BTの再現と言ってもいいところが多々ある事に気づくと思う。



主人公のBTは、どことなくDIOに似ていて、荒木氏は実はディオというキャラクターに惹かれているように思える。違うかな?


だから100年も前に死んだDIOを3部でまた生き返らせたのかもしれない。


しかし、BTとDIOは似ているけど、圧倒的に違うところがある。


それは、BTは、悪どいこともするが根底には愛がある。しかしDIO究極の悪である。情や慈しみなど一切ない。そこがDIOだろう。



またいつかBTの話をしたいし、2作目のバオー来訪者もしたいなぁ。

「荒木氏はジョジョしかもう描けない」と明言していたそうだが、魔少年BTならきっとリメイク版を作れると思う。暇を見て描いてほしいなぁ。


まぁきょうはこの辺で。




Riusuke Fukahori









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